オーストラリアンミストの基本情報
オーストラリアンミストの歴史・ルーツ
オーストラリアンミストは1976年、オーストラリアのトルーダ・ストレイド医師が、スポット(斑点)のある短毛種を作ろうとしてブリーディングを開始した品種です。作出にはバーミーズ、アビシニアン、アメリカンショートヘアなどが用いられました。当初はスポッテドミスト(Spotted Mist)という名でしたが、1998年、最も顕著な特徴である斑点以外に大理石模様がブリードのスタンダードとして認められたことを機に、「オーストラリアンミスト」へと名称が変更されました。
日本ではまったく無名ですが、World Cat Federation(WCF)によって開催されるキャットショーへの参加資格を与えられており、イギリスの猫種登録団体「GCCF」においては、2011年10月、品種としての予備審査を通過し、仮認定を受けています。
日本ではまったく無名ですが、World Cat Federation(WCF)によって開催されるキャットショーへの参加資格を与えられており、イギリスの猫種登録団体「GCCF」においては、2011年10月、品種としての予備審査を通過し、仮認定を受けています。
オーストラリアンミストの特徴・性格
オーストラリアンミストの特徴は被毛で、地色とは明確に区別できる繊細な模様、模様よりも淡い色の地色、そしてティッキング(1本の毛の中で色の濃さが変わる)により、霧(mist)のベールを羽織ったような外観が要求されます。短毛、丸い頭、大きい目、足としっぽは輪状模様か縞模様、顔と首にも繊細な色ラインが入っているというのも特徴です。平均寿命は15~19歳程度といわれています。
オーストラリアンミストの性格は、我慢強く、あまり引っかかないため子供ともうまく共生できます。非常に人懐こく、絶えず誰かの膝の上に飛び乗ることを狙っている感じです。在宅勤務者や病気療養中の人にも向いています。
オーストラリアンミストの性格は、我慢強く、あまり引っかかないため子供ともうまく共生できます。非常に人懐こく、絶えず誰かの膝の上に飛び乗ることを狙っている感じです。在宅勤務者や病気療養中の人にも向いています。
オーストラリアンミストのお手入れ・注意点
オーストラリアンミストのお手入れは、1日1回程度のブラッシングで十分でしょう。
オーストラリアンミストの動画
以下でご紹介するのはオーストラリアンミストの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
30匹の種猫を元に、完全室内飼いに適した猫を作るという目的でブリーディングが開始されました。この背景には、放し飼いの猫が野生に返り、生態系を崩してしまうという社会問題があったようです。
被毛の模様が完全に浮き出すには2年程度を要します。室内飼い専用で運動不足になりがちなので、肥満には要注意です。
30匹の種猫を元に、完全室内飼いに適した猫を作るという目的でブリーディングが開始されました。この背景には、放し飼いの猫が野生に返り、生態系を崩してしまうという社会問題があったようです。
被毛の模様が完全に浮き出すには2年程度を要します。室内飼い専用で運動不足になりがちなので、肥満には要注意です。