アメリカンカールの基本情報
- 原産
アメリカ - 毛
短毛・長毛 - 体重
2.5~4.5キロ - タイプ
セミフォーリン
アメリカンカールの歴史・ルーツ
アメリカンカールのルーツは、1981年、アメリカ・カリフォルニア州レイクウッドのジョン・ルーガ/グレース・ルーガ夫妻の元に迷い込んできた子猫です。迷い猫のうち「パンダ」と名づけられた猫はその後行方不明になりましたが、「シュラミス」(黒い美人)と名づけられたもう一匹の猫は耳が後ろ向きにカールしており、夫妻は早速交配に取り掛かりました。産まれた4匹の子猫のうち、2匹の耳がカールしていたため、この特徴は遺伝性のものであることが分かり、発見から2年の1983年、異例の速さで新品種として承認されました。
なお、シュラミスから生まれた子猫の内「メルセデス」と名づけられた一匹を譲り受けたオレゴン州のナンシー・キースターは、この「メルセデス」から、短毛種である「アメリカンカール・ショートヘア」を作出しています。
なお、シュラミスから生まれた子猫の内「メルセデス」と名づけられた一匹を譲り受けたオレゴン州のナンシー・キースターは、この「メルセデス」から、短毛種である「アメリカンカール・ショートヘア」を作出しています。
アメリカンカールの特徴・性格
アメリカンカールの特徴は、カールした耳の先っぽです。通常は普通の猫と同じようにストレートな耳で生まれますが、生後2~10日ぐらいで耳に軟骨が入り始め、特徴的なカールが現れ始めます。耳のカールの度合いは3段階に格付けされており、三日月状に完全にカールしたものはショーに出されることが多いようです。カールした耳を触ると軟骨を傷つけることがありますので、興味本位で触らないようにしましょう。カール耳の遺伝確率はほぼ50%と言われています。体は筋肉質で、鼻筋はなだらかにカーブしており、アーモンド型の目と、体長と同じくらい長い尾も特徴のひとつです。
アメリカンカールは「ショートとロングの2つの長さのコートがある1つの種類」と認められた最初の猫種で、これ以降、他の猫の種類でも2つの長さのコートが認められるようになりました。体は比較的大柄で、体格が完成するには通常2~3年を要します。
アメリカンカールの性格は、愛敬たっぷりでおとなしく、しつけもしやすい猫です。愛情豊かで、人間に寄り添うのが好きです。
アメリカンカールは「ショートとロングの2つの長さのコートがある1つの種類」と認められた最初の猫種で、これ以降、他の猫の種類でも2つの長さのコートが認められるようになりました。体は比較的大柄で、体格が完成するには通常2~3年を要します。
アメリカンカールの性格は、愛敬たっぷりでおとなしく、しつけもしやすい猫です。愛情豊かで、人間に寄り添うのが好きです。
アメリカンカールのお手入れ・注意点
アメリカンカールのお手入れは、短毛種は一日一回程度のブラッシング、長毛種の場合は朝と晩1回ずつのブラッシングとコーミングが理想的です。
アメリカンカールの動画
以下でご紹介するのはアメリカンカールの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
陽気な性格から「猫界のピーターパン」という異名を持ち、また遺伝病の発生確率を減らすため様々な猫と交配した結果、様々な毛色と長さを持つようになりました。
陽気な性格から「猫界のピーターパン」という異名を持ち、また遺伝病の発生確率を減らすため様々な猫と交配した結果、様々な毛色と長さを持つようになりました。
アメリカンカールの病気
以下でご紹介するのは文献などで報告されているアメリカンカールに発症しやすい病気のリストです。外国のデータも含まれるため日本の猫には当てはまらない場合もありますが、好発疾患の知識は飼い主にとって重要なため記載しておきます。なお病気に関する詳しい内容や元となっているデータは以下のページで解説しています。
軟骨形成不全(?)
軟骨形成不全とは関節同士の接触面などに存在する軟骨が正常に形成されず、変形性関節症といった他の病気を引き起こしてしまう病気。診断はエックス線やCTスキャン、MRIなどで下します。根本的な治療法はありませんので、猫も飼い主も生活の質が低下しないよう注意しながら暮らしていくことになります。
コロナウイルス
コロナウイルスとは、ウイルスの表面にまるで太陽のコロナのような突起を持つ一本鎖RNAウイルスの総称。猫では病原性の弱い「猫腸コロナウイルス」(FeCV)と、病原性の高い変異種「猫伝染性腹膜炎ウイルス」(FIPV)があります。今現在、病原性の低い「猫腸コロナウイルス」(FECV)と致死性の高い「猫伝染性腹膜炎ウイルス」(FIPV)を事前に見分ける有効な方法は存在していません。ひとたび後者を発症してしまうと効果的な治療法がなく、二次感染を防ぐための抗生物質の投与、免疫力を高めるためのネコインターフェロンの投与、炎症を抑えるための抗炎症薬の投与などで様子を見るというのが基本方針です。