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アメリカンワイヤーヘア

 猫の品種の1つ「アメリカンワイヤーヘア」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

アメリカンワイヤーヘアの基本情報

アメリカンワイヤーヘア 写真:Heikki Siltala
  • 原産
    アメリカ

  • 短毛
  • 体重
    3~5キロ
  • タイプ
    セミコピー
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

アメリカンワイヤーヘアの歴史・ルーツ

 アメリカンワイヤーヘアの起源は、1966年にさかのぼります。ニューヨーク州・ヴェローナの農場で生まれたアメリカンショートヘアの子猫の内、一匹だけが硬くごわごわした手触りの毛を持っていました。レックスの繁殖を行っていたウィリアム・オシェア夫人は、この猫を50ドルで引き取り、早速品種の改良に取り掛かります。この猫は後に「アダム」と名づけられ、全てのアメリカンワイヤーヘアの始祖となりました。その後カナダやドイツなどにも輸出されて人気を博し、CFAには1978年に公認されています。

アメリカンワイヤーヘアの特徴・性格

 アメリカンワイヤーヘアの最大の特徴は、アストラカンの帽子その名が示すとおりワイヤーのようにごわごわした縮れ毛で、手触りは「アストラカンの帽子をなでたよう」と形容されます。「アストラカン」とは、柔らかい巻き毛を特徴としたアストラカン産の子羊の毛皮です。耳の内側の毛やヒゲまでもカールしており、弾力性があります。品種確率の際、アメリカンショートヘアと掛け合わされたため、被毛以外はアメリカンショートヘアと良く似ています。
 アメリカンワイヤーヘアの性格は、とても人なつっこく、陽気で活発です。

アメリカンワイヤーヘアのお手入れ・注意点

 アメリカンワイヤーヘアのお手入れは、もつれ毛や抜け毛が少ないので、一日一回のブラッシングと、時折蒸しタオルなどで体を拭いてあげる程度で充分です。

アメリカンワイヤーヘアの動画

 以下でご紹介するのはアメリカンワイヤーヘアの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
 成熟するまでには3~4年かかり、マズルが短いため顔が四角く見えるのが特徴です。 コーニッシュレックスデボンレックスとは違う遺伝子の影響にって毛が縮れており、もっとも希少な品種の一つとみなされています。
 健康でほとんど病気にはかからないものの、縮れ毛は腸管を通過しにくいので、ヘアボール(毛球症)には注意が必要。
元動画は→こちら