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バンビーノ

 猫の品種の1つ「バンビーノ」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

バンビーノの基本情報

  • 原産
    アメリカ

  • ヘアレス
  • 公認
    REFR、TICA
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

バンビーノの歴史・ルーツ

 バンビーノはスフィンクスマンチカンの交配によって生まれた新しい品種です。猫の繁殖を受け持つ「ホウリーモウリーキャッテリ」(HolyMoly Cattery)を運営するステファニーとパットのオズボーン夫妻が、マンチカンとスフィンクスの間に生まれた子猫を譲り受けたのがこの品種の始まりです。夫妻はこのハイブリッド種の健康と生存率を丹念に調査した上で、2005年、TICAに登録申請し、結果イクスペリメンタルブリード(実験的品種)カテゴリで登録されました。
 名前の「バンビーノ」(Bambino)とはイタリア語で赤ちゃんを意味する言葉ですが、これは「成長しても見た目や性格がまるで猫の赤ちゃん(すなわち子猫)のままだから」、という特性からきています。また、品種確立に尽力したパット・オズボーンがイタリア系だったこともあるようです。
 現在バンビーノは希少猫種の登録を専門に受け持つ「Rare and Exotic Feline Registry」(REFR)で認定されているほか、TICAでは実験的な種として認可されており、ゆくゆくはスフィンクスの亜種として登録されることが予想されます。

バンビーノの特徴・性格

 バンビーノの特徴は、ミディアムサイズの体、やや丸みを帯びた頭の骨、平らに近い額と突き出た頬骨、明瞭なウィスカーブレイク(上顎にあるぎざぎざ)などです。また目は大きくてレモン形、耳は非常に大きくてピンと立ち、マンチカン譲りの短い足と、スフィンクス譲りの無毛がスタンダードに規定されています。皮膚は白、黒、もしくはピンクでセーム革の質感。子猫の頃は非常にシワが多く、成猫になってもこのシワが残っているのが理想とされます(とりわけ頭部)。
 バンビーノの性格は、社交的で愛情深く、優しくて活発です。足は短いけれども運動神経はよいようです。やんちゃに飛びまわる様子は「猿のよう」とも形容されます。

バンビーノのお手入れ・注意点

 バンビーノのお手入れは、スフィンクス同様、寒さと直射日光に弱いので、放し飼いは厳禁です。適宜、キャットウェアなどの防寒具を着せてあげましょう。また、皮脂を吸収する体毛がないため、定期的に体を水拭きするか、お風呂に入れてあげる必要があります。

バンビーノの動画

 以下でご紹介するのはバンビーノの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
 犬のダックスフントと外見は似ていますが、背骨の問題はあまりありません。とがった耳先は「リンクス・イヤー」とも呼ばれ、触った感じは温かい桃のようです。
元動画は→こちら