トップ猫の健康と病気猫にとって危険な有毒植物ら行に属する有毒植物

ら行に属する有毒植物~写真で学ぶ猫に危険な花・葉・茎

 あ行に属する、猫にとって毒となる植物・写真付き一覧リストです。赤字で示したものが命を落とす危険すらある大変危険な植物、そして青字で示したのが体調不良に陥る危険な植物です。ここでは比較的有名な植物を列挙しましたが、ここに記載されていない植物が安全ということではありません。まず、「得体の知れない植物は猫の口に入れさせない」という習慣を作ることが重要です。
 なお猫をハッピーにする多幸感効果をもった「またたび」については猫へのまたたびの与え方、猫が食べても安全な「猫草」については猫草の種類と育て方で詳しくまとめてありますのでそちらをご参照下さい。
猫に危険な有毒植物 ロベリア ロベリアの画像  正式名称は「ルリミゾカクシ」といい、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。食べて数分~数時間後に脈が速くなり、よだれ、ふるえ、ひきつり、ふらつきなどの症状をきたす。 その後、呼吸困難、虚脱、意識障害、心臓麻痺などの症状をきたし、死に至ることもある。
猫に危険な有毒植物 ラッパスイセン ラッパスイセンの画像  ヒガンバナ科スイセン属(スイセン)の1種。花は黄色で、内側の花被片がラッパのように突き出ている。 西ヨーロッパのスペイン、ポルトガルからドイツ、イギリスにかけてに分布する。 リーキとともにウェールズの国花の1つである。
猫に危険な有毒植物 ランタナ ランタナの画像  クマツヅラ科の常緑小低木。中南米原産。観賞用に栽培される。果実は黒い液果で有毒といわれるが、鳥が食べ種子を散布する。これは鳥が種子を噛み砕く可能性が低いからだと考えられている。哺乳類が種子を誤食すると嘔吐、下痢、腹痛、虚脱、嗜眠、瞳孔散大、胆汁うっ滞、ビリルビン血症、光過敏症などを招く。
猫に危険な有毒植物 ルバーブ ルバーブの画像  タデ科ダイオウ属のひとつ。ルバーブはショクヨウダイヨウ、マルバダイオウとも呼ばれ、茎を砂糖で甘味を付けてジャムにしたりパイの具にするなど、果物と同様の調理で食用にされる。わずかにセンノサイドを含むことから、敏感な人は下痢をすることがある。葉はシュウ酸を多く含むため食用にはできない