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メコンボブテイル

 猫の品種の1つ「メコンボブテイル」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

メコンボブテイルの基本情報

メコンボブテイル 写真:Alex Opryatin
  • 原産
    ロシア

  • 短毛
  • 公認
    WCF
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

メコンボブテイルの歴史・ルーツ

 メコンボブテイルは、シャムのようなポイントカラーと、短いしっぽ(ボブテイル)を特徴とする品種です。祖先となった猫の起源は定かではありませんが、シャム(現タイ)の僧院で飼育されていたポイントカラー(薄い地色をもち、足先、耳、顔など特定部分の被毛が濃くなっている)の猫が、後に王家の寵愛を受けて発展したものと考えられます。王女が入浴中、装飾品をひっかけるため、曲がったりカールしたしっぽが好まれたという伝説もあるようです。
 メコンボブテイルの祖先猫として判明しているのは、ロシアの著名な俳優・Michael Gluzskyj氏がイラン、イラク、中国、モンゴル、ラオス、ミャンマー、ベトナムなど、東南アジア各国から輸入した猫です。ポイントカラーと、短いしっぽをもったこれらの猫は、WCFのジャッジであるLyudmila Esina女史などの助力により、2004年8月、WCFに公認されました。現在は主にロシア、ベラルーシ、ラトビア、ポーランド、チェコ共和国、ドイツなどでブリーディングされています。

メコンボブテイルの特徴・性格

 メコンボブテイルの特徴は、短いしっぽとポイントカラーです。被毛は短毛で光沢があり、ポイントはシールポイント、レッドポイント、レッドタビーポイント、シールトーティポイントなどのバリエーションがあります。希少なものとしてはブルーポイントやクリームポイントなどもいるようです。ミディアムサイズのボディは筋肉質でスレンダー、アーモンド形でブルーの眼はやや斜視気味です。
 メコンボブテイルの性格は、非常に社交的で、子供や他の動物とも仲良く共生できます。

メコンボブテイルのお手入れ・注意点

 メコンボブテイルのお手入れは、週に1~2回程度のブラッシングで十分です。

メコンボブテイルの動画

 以下でご紹介するのはメコンボブテイルの写真集です
元動画は→こちら