ヨークチョコレートの基本情報
ヨークチョコレートの歴史・ルーツ
ヨークチョコレートは、ニューヨークで酪農業を営んでいたジャネット・チファリーの家で偶然生まれたチョコレート色の猫を基礎とする品種です。1983年、とあるヤギの酪農家で黒の長毛種(オス)と、白黒の長毛種(メス)が交配し、茶色の被毛をもった子猫(メス)を産み落としました。家主であるジャネット・チファリーはこの茶色の子猫を「ブラウニー」と名づけ、長毛黒猫(オス)と交配したところ、翌年の夏に子猫を授かります。2匹生まれたうちの1匹はチョコレート色のオス、もう一匹はホワイトとチョコレートの混じったメスでした。被毛色に興味を持ったジャネットは農場をキャッテリに改装して繁殖計画を進め、1989年ごろには27匹にまで増やします。同年、かかりつけの獣医を介してCFFの審査員、ナンシー・ベルサーを紹介され、同年9月に開催されたキャットショーで自慢の猫を披露したところ、いきなり優勝してしまいました。これに気をよくしたジャネットは、茶色の猫を品種として確立することを決意し、スタンダードの作成などを押し進めました。結果、1992年3月、Cat Fanciers Federation(CFF)で、そして1995年3月にはCanadian Cat Association (CCA)でチャンピオンシップステータスを獲得しています。
ヨークチョコレートの特徴・性格
ヨークチョコレートの被毛は、単色(ソリッド)ではチョコレート、もしくはライラック、バイカラー(2色)ではチョコレートとホワイト、ライラックとホワイトが認められています。子猫のころは薄い色ですが、成長に伴い色が濃くなっていきます。被毛は羽毛のように柔らかく、首元や胸元で厚くなるのが特徴です。体は中~大型で、オスは6.3~7.2キロ、メスは4.5~5.4キロ程度にまで大きくなります。眼は大きなアーモンド形で色はゴールドやグリーン、首は長く、しっぽは先細りです。
ヨークチョコレートの性格は、友好的で落ち着きがあるといわれます。抱っこやなでられるのが好きで、飼い主の後を付いて回る愛嬌者です。
ヨークチョコレートの性格は、友好的で落ち着きがあるといわれます。抱っこやなでられるのが好きで、飼い主の後を付いて回る愛嬌者です。
ヨークチョコレートのお手入れ・注意点
ヨークチョコレートのお手入れは、週に1~2回のブラッシングで十分でしょう。
ヨークチョコレートの動画
以下でご紹介するのはヨークチョコレートのスライドショーです。