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ドウェルフ

 猫の品種の1つ「ドウェルフ」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

ドウェルフの基本情報

ドウェルフ 写真:YouTube
  • 原産
    アメリカ

  • ヘアレス
  • 体重
    2~3キロ
  • 公認
    TDCA
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

ドウェルフの歴史・ルーツ

 ドウェルフはマンチカンスフィンクスアメリカンカールを交配してできた品種です。元となった猫の特徴を併せ持っており、マンチカンからは短い足、スフィンクスからはヘアレス(無毛)、アメリカンカールからはカールした耳を受け継いでいます。似た品種としてミンスキンがいますが、マンチカン、スフィンクスの血統を用いているという点で共通しており、また見た目も似ています。
 品種名は英語で小人を意味する「ドワーフ」(dwarf)と、妖精を意味する「エルフ」(elf)を組み合わせて付けられました。The Dwarf Cat Association(TDCA)と呼ばれる小型猫を専門に公認する団体に登録されています。

ドウェルフの特徴・性格

 ドウェルフの特徴は、三種類の元猫から引き継いだ短足、無毛、カール耳です。短い足のうち前足はやや弓なりになっており、後足は前足よりやや長くなっています。耳は大きく、先っぽが軽く後方にカールしています。被毛は完全に無毛のものから、産毛がうっすらと生えた状態のものまでおり、あごひげもないか極めて短い程度です。肌は触ると暖かくシャモアやスエードのような手触りです。足、額、肩のシワが望ましいとされます。しっぽは根元から先っぽに向かって先細りになっており、先端の毛は許容されます。楔形の頭と突き出した頬骨、アーモンド形の目なども特徴の一つです。
 ドウェルフの性格は社交的で人懐こく、活動的で遊び好きです。

ドウェルフのお手入れ・注意点

 ドウェルフのお手入れにはやや時間がかかります。抜け毛は少ないですが 皮脂を吸収する被毛を持たないため体表が汚れやすく、定期的な入浴が必要です。冬場は寒さに弱いためキャットウェアなどを着せ、夏場は日焼け止めで直射日光を避ける配慮が必要です。健康面では脊柱の湾曲、漏斗胸、鳩胸などを発症しやすいとされています。

ドウェルフの動画

 以下でご紹介するのはドウェルフの歴史や特徴を解説した動画です。
 品種名に入っている「エルフ」は、大きな目と反った耳から取られました。性格は人懐こく、犬のようだとも言われます。成猫でも体が小さく、2kg程度にしかなりません。皮膚には産毛が生えており、桃の表面もしくはスウェードに例えられます。
元動画は→こちら