ベイカーとテイラーとは?
「ベイカーとテイラー」は、同名の老舗書籍販売会社「Baker & Taylor」の公式マスコットとなった猫のコンビ。
1982年、アメリカ・ネバダ州にあるダグラス郡立図書館で司書補として働いていたジャン・ラウチさんは、改築に伴って生まれた館内の空きスペースがネズミたちに占拠されていることに気づきます。ネズミ捕り係として猫を採用することを提案したところ、以外にもすんなり了承。早速スコティッシュフォールドのベイカーとテイラーがを迎え入れられ、「ネズミ捕り係」としてのみならず、図書館職員や訪れる利用者達のアイドルとしても活躍しました。
多くの人に愛されていたこの2頭に大きな転機が訪れたのは1988年ことです。本の販売を手掛ける老舗「Baker & Taylor」が、同名のよしみでこの2頭を公式マスコットに採用。これを契機に地方アイドルから一気に全国区のアイドルへと昇進しました。その人気はすごく、関連グッズにキャラクターとして登場することはもちろんのこと、ファンクラブが結成されてテーマソングまでできるほどだったと言います。
ベイカーは1994年、テイラーは1997年にこの世を去り、図書館前の敷地に埋葬されて墓碑が置かれました。しかしその存在感はいまだに衰えず、トートバッグ、栞、ポスター、カレンダーといった「Baker & Taylor」関連商品の中で2頭の姿を垣間見ることができます。また2016年5月には、最も身近に接していたジャン・ラウチさんによる「The True Tails of Baker and Taylor」という回顧録も出版されました。 TODAY Pets & Animals Baker & Taylor公式HP
1982年、アメリカ・ネバダ州にあるダグラス郡立図書館で司書補として働いていたジャン・ラウチさんは、改築に伴って生まれた館内の空きスペースがネズミたちに占拠されていることに気づきます。ネズミ捕り係として猫を採用することを提案したところ、以外にもすんなり了承。早速スコティッシュフォールドのベイカーとテイラーがを迎え入れられ、「ネズミ捕り係」としてのみならず、図書館職員や訪れる利用者達のアイドルとしても活躍しました。
多くの人に愛されていたこの2頭に大きな転機が訪れたのは1988年ことです。本の販売を手掛ける老舗「Baker & Taylor」が、同名のよしみでこの2頭を公式マスコットに採用。これを契機に地方アイドルから一気に全国区のアイドルへと昇進しました。その人気はすごく、関連グッズにキャラクターとして登場することはもちろんのこと、ファンクラブが結成されてテーマソングまでできるほどだったと言います。
ベイカーは1994年、テイラーは1997年にこの世を去り、図書館前の敷地に埋葬されて墓碑が置かれました。しかしその存在感はいまだに衰えず、トートバッグ、栞、ポスター、カレンダーといった「Baker & Taylor」関連商品の中で2頭の姿を垣間見ることができます。また2016年5月には、最も身近に接していたジャン・ラウチさんによる「The True Tails of Baker and Taylor」という回顧録も出版されました。 TODAY Pets & Animals Baker & Taylor公式HP
ベイカーとテイラーの写真
以下でご紹介するのは、書籍販売会社「Baker & Taylor」のマスコットとして活躍した猫「ベイカーとテイラー」の写真です。
図書館内ではネズミ捕り係というよりは、アイドルとして活躍していた。そもそも「テイラー」という名前がつけられたのは、「Baker & Taylor」社の書籍を入れた箱の上で寝そべっていたからだという。写真の出典はこちら。
2頭と最も密に接していた司書補ジャン・ラウチさん。向かって右側がベイカーで左側がテイラー。写真から見て取れるように、抱っこは嫌いだったらしい。写真の出典はこちら。
書籍販売会社「Baker & Taylor」の広告キャンペーンにかり出されたベイカー(左)とテイラー(右)。2頭については、今もなお同社の公式ホームページ上で紹介されている。写真の出典はこちら。
2016年5月にはジャン・ラウチさんによる回顧録「ベイカーとテイラーの真実:小さな町から世界に至るまで肉球を残した図書館ねこ」が発売された。写真の出典はこちら。