トップ有名な猫一覧有名なマスコット猫デューイ

デューイ

 図書館のマスコットとして有名な猫「デューイ」について解説します。

デューイとは?

 デューイは、アイオワ州スペンサーにある「スペンサー公立図書館」のお抱え猫。
図書館猫デューイの顔アップ写真  1988年の1月、凍てつく冬のある日、屋外の書籍返却口近くに捨てられていたといいます。その後、スペンサー市議会の正式な了承を取り付け、晴れて図書館の常駐猫となりました。
 その人懐こい性格で不況にあえぐアイオワ州の人々を癒すデューイの話題は徐々に広まっていき、活躍の場はポストカードや本にとどまらず、地元の雑誌やテレビ、果ては世界中のメディアへと広がっていきました。日本でも「図書館ねこデューイ」(2008)というタイトルで書籍化されています。
 2006年、甲状腺と消化器を患い、19年の生涯に幕を閉じた時には、死亡記事が250以上のメディアに取り上げられ、多くの人々がその死を悼みました。デューイの遺骨は図書館の敷地内に埋葬され、今日でも多くのファンが墓参りに訪れています。
 ちなみにデューイという名前は、図書分類法であるデューイ十進分類法の考案者として知られる「メルヴィル・デューイ」から取られており、フルネームは「デューイ・リードモア・ブックス」(デューイ、もっと本を読みなさい)です。 図書館ねこデューイ SPENCER PUBLIC LIBRARY Dewey Readmore Books

デューイの写真・動画

 以下でご紹介するのは、図書館のマスコットとして有名な猫「デューイ」の写真と動画です。 オレンジの被毛が美しいデューイの顔アップ
 職員がデューイを発見したときは、霜焼けがひどく、またたいそう汚れていたので、灰色の猫だと勘違いされたという。写真の出典はこちら
本の運搬台車に載って移動する図書館内のデューイ
 本を運搬する台車の上がお気に入り。写真の出典はこちら
小さな箱の中に無理やりもぐりこんで昼寝をするデューイ
 お昼寝の時間。ベッドの箱は小さければ小さいほどよいとか。写真の出典はこちら
デューイの思い出
 以下でご紹介するのは「IowaPublicTelevision」が図書館猫デューイを取材したときの映像です。 元動画は→こちら