アメリカンリングテイルの基本情報
アメリカンリングテイルの歴史・ルーツ
アメリカンリングテイルの始まりは、1998年、カリフォルニア州フリーモントで発見された一匹の子猫です。ある日、スーザン・マンリーという女性が、ワシントン高校の仮設校舎下で生後2日ほどの子猫を発見しました。子猫は「ソロモン」と名づけられ大事に育てられましたが、成長するに従って背中の上にしっぽを丸めて歩くようになります。検査したものの、医学的な奇形や病気などは発見されず、猫自身も気にしているそぶりを見せなかったということです。そこでTICA専属の遺伝学者に相談したところ、特有の遺伝子を保有している可能性があると指摘されたため、これを機に品種として確立することが決定しました。
ソロモンはその後フォーリンタイプのメス「オードリー」と掛け合わされ、父親と同じようにカールしたしっぽを持つ子猫数匹を得ます。こうしてアメリカンリングテイルの新品種としての歴史はスタートしました。しかし現在は「実験的品種」という理由で公認を与えた団体はありません。ちなみに当初は「Ringtail Sing-a-Ling」という凝った名称でしたが、現在は「アメリカンリングテイル」(American Ringtail)というシンプルなものに変更されています。
ソロモンはその後フォーリンタイプのメス「オードリー」と掛け合わされ、父親と同じようにカールしたしっぽを持つ子猫数匹を得ます。こうしてアメリカンリングテイルの新品種としての歴史はスタートしました。しかし現在は「実験的品種」という理由で公認を与えた団体はありません。ちなみに当初は「Ringtail Sing-a-Ling」という凝った名称でしたが、現在は「アメリカンリングテイル」(American Ringtail)というシンプルなものに変更されています。
アメリカンリングテイルの特徴・性格
アメリカンリングテイルの特徴は、リングのようにカールしたしっぽです。しっぽの根元はまっすぐで、先に行くに従ってカールし背中に近づきますが、背中に接触するほどではありません。しっぽと背中の長さが等しいことが理想とされます。ちなみにリラックスしているときだけしっぽを巻くそうです。しっぽ以外の被毛色やパターン、および目の色は特に規定されていません。指の間には水かきがあります。
アメリカンリングテイルの性格は、友好的で愛情深く、好奇心旺盛ですが、見知らぬ人の前ではややシャイな一面も見せます。食べ物を隠すのが好きだとか。
アメリカンリングテイルの性格は、友好的で愛情深く、好奇心旺盛ですが、見知らぬ人の前ではややシャイな一面も見せます。食べ物を隠すのが好きだとか。
アメリカンリングテイルのお手入れ・注意点
アメリカンリングテイルのお手入れは、週に1回程度のブラッシングで十分です。
アメリカンリングテイルの動画
以下でご紹介するのはアメリカンリングテイルの動画です。エサを食べてご満悦なのか、しっぽがカールしています。