猫が感電したときの原因と症状
感電(かんでん)とは、体に電流が流れて傷害を受けることで、水に濡れている場合は特に危険性が高くなります。軽症の場合は一時的な痛みやしびれなどの症状で済むこともありますが、重症の場合は肺水腫や心停止から死に至ることもあります。
感電の原因は、コンセントにつながっているコードをかじって、外側の絶縁ゴムを食い破ったり、強風で破損した送電線と直接的・間接的に接触することなどです。
猫が感電したときの症状としては以下のようなものが挙げられます。
感電の原因は、コンセントにつながっているコードをかじって、外側の絶縁ゴムを食い破ったり、強風で破損した送電線と直接的・間接的に接触することなどです。
猫が感電したときの症状としては以下のようなものが挙げられます。
猫の感電したときの主症状
- 電源の近くでぐったりしている
- 接触部にやけどが見られる
猫が感電したときの応急処置・治療法
猫が感電したときの治療法としては、主に以下のようなものがあります。
猫が感電したときの主な治療法
- 体には間接的に触る 万が一感電事故が起こってしまい、コンセントの近くでぐったりしている猫を見つけた場合は、まずブレーカーを落としてコードをコンセントから引き抜きます。感電した猫、及び失禁した尿に直接触れてはいけません。まだ帯電している可能性がありますので、乾いた板や絶縁性の物(プラスチック製品、ゴム製品など)で猫の体をそっと動かして横向きに寝かせます。ゴム手袋などをしてゆっくりと口を開き、舌を出して呼吸しやすいようにしたら急いで動物病院に連れて行きましょう。またもし心臓が止まっているようであれば、心肺蘇生術を試みることも考慮します。ただし、猫の帯電が十分とけていることと、事前にしっかり練習していることが条件です。
- 感電を予防する 感電事故の多くは、生後5ヶ月齢~1.5歳くらいの、やんちゃ盛りの子猫が、遊び半分で電気コードをかじることで発生します。こうした発生パターンを防ぐため、電気コードにはあらかじめカバーを付けて補強しておくことが望まれます。