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吾輩は猫である

 夏目漱石の往年の名作「吾輩は猫である」の全文紹介です。著作権が切れていますので、「青空文庫」様からテキストをお借りし、11話に分けてご紹介します。主な登場人物に関しては目次下をご参照ください。なお電子ブック「Kindle」をお持ちの方は、Amazonから、「Kobo」をお持ちの方は楽天からも無料入手できます。 青空文庫

主な登場人物

  • 吾輩(わがはい)小説の舞台「珍野家」で飼われている主人公のオス猫。
  • 珍野 苦沙弥(ちんの くしゃみ)珍野家の主人で中学校の英語教師。あばた面でくちひげを生やし、胃が弱い。
  • 迷亭(めいてい)苦沙弥の友人で美学者。ホラ話が得意。近眼で金縁眼鏡をかけている。
  • 水島 寒月(みずしま かんげつ)苦沙弥の元教え子で理学士。
  • 越智 東風(おち とうふう)寒月の友人で詩人。自分のことを「おちこち」とよぶ。
  • 珍野夫人苦沙弥の妻。
  • 子供たち苦沙弥の三人の娘で、長女「とん子」、次女「すん子」、三女「めん子」。
  • おさん珍野家の下女で名は「清」。
  • 金田(かねだ)珍野家の近くに住む金持ちの実業家。苦沙弥に嫌がらせをする。
  • 金田 鼻子(はなこ)実業家・金田の妻。寒月と自分の娘との縁談について珍野邸に相談に来る。
  • 金田 富子(とみこ)実業家・金田の娘。寒月に一目惚れする。