トップ有名な猫一覧人助けで有名になった猫タウザー

タウザー

 最も多くのネズミを捕らえたことで有名な猫「タウザー」について解説します。

タウザーとは?

 タウザーは、スコットランドにあるグレンタレット蒸留所で、24年間に渡って「ウイスキーキャット」を務めた猫。
グレンタレット蒸留所で、長年ウイスキーキャットを務めたタウザー  ウイスキーキャットとは、ウイスキーの原料となる大麦をネズミたちから守るため、蒸留所の敷地内で飼われる猫のことです。グレンタレット蒸留所でも伝統的にウイスキーキャットが飼われてきましたが、特筆すべきは1964年から任に付いたタウザーと言うメス猫です。彼女は1987年に死ぬまでの24年間で、何と28,899匹という膨大な数のネズミを捕らえたことでギネス記録にも残っています。この捕獲数は、実際にネズミの死骸を数えたわけではなく、「1日に3匹捕らえる」という平均値から割り出したおおよその数ですが、それでもなおすごい数と言えるでしょう。 Towser the Mouser Purr'n'Fur

タウザーの写真

 以下でご紹介するのは、最も多くのネズミを捕らえたことで有名な猫「タウザー」の写真です。 生前のタウザーの写真
 タウザーの類まれな捕獲能力は、「ミルクの中にほんの少しスコッチウィスキーが混ぜられていたからだ」という冗談めかした噂もある。 写真の出典はこちら
タウザーの功績を称えて建てられた銅像
 1987年にタウザー死ぬと、彼女の功績を称えて銅像が建てられた。また「Fairlie's Light Highland Liqueur」という銘柄のラベルには、彼女の肉球がデザインとしてあしらわれている。写真の出典はこちら