日本における安全性情報
ラクトパーオキシダーゼ(Lactoperoxidase, ラクトペルオキシダーゼ)はヘム結合性糖タンパク質の一種。生乳や唾液などの外分泌液中に含まれ酵素として機能しています。
ラクトパーオキシダーゼ自体に殺菌作用はないものの、唾液や体液に含まれるチオシアン酸イオンと過酸化水素から、抗菌活性の高い次亜チオシアン酸イオンを生成します。これがラクトパーオキシダーゼシステム(LPOシステム)で歯周病菌(Porphyromonas gingivalis)を含む病原菌に対して強い抗菌活性を示します。ラクトパーオキシダーゼの分子構造は以下です。 日本では厚生労働省によって既存添加物の「酵素」として認可されています。定義は「脱脂生乳又は乳清より、イオン交換樹脂で分離して得られたもの」で、使用基準は特に設定されていません。歯垢や舌苔予防、口臭予防などを目的に使用されます。
ラクトパーオキシダーゼ自体に殺菌作用はないものの、唾液や体液に含まれるチオシアン酸イオンと過酸化水素から、抗菌活性の高い次亜チオシアン酸イオンを生成します。これがラクトパーオキシダーゼシステム(LPOシステム)で歯周病菌(Porphyromonas gingivalis)を含む病原菌に対して強い抗菌活性を示します。ラクトパーオキシダーゼの分子構造は以下です。 日本では厚生労働省によって既存添加物の「酵素」として認可されています。定義は「脱脂生乳又は乳清より、イオン交換樹脂で分離して得られたもの」で、使用基準は特に設定されていません。歯垢や舌苔予防、口臭予防などを目的に使用されます。