日本における安全性情報
海外における安全性情報
JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)やEC(欧州委員会)では、人がグリチルリチン酸を1日100mg以上摂取すると副作用の報告が認められることから、定期摂取量の上限限界を「100mg/人/日」するよう提案しています。またヒト毒性試験から得られた無影響量の最小値が体重1kg当たり1日2mgまで、および1日許容摂取量(ADI)が10mg/人/日という控えめな提案をしている人もいます。
ヒトにおける有害事象の例としては体重1kg当たり4mgを投与した場合、被験者の大部分に頭痛、吐き気、顔のむくみ、手足の掻痒感が発生し、無投与の群と比べて体重増加、アルドステロン値低下、レニン活性低下、血症中カリウム濃度の低下が観察されたというものがあります。(:動物用医薬品専門調査会)
ヒトにおける有害事象の例としては体重1kg当たり4mgを投与した場合、被験者の大部分に頭痛、吐き気、顔のむくみ、手足の掻痒感が発生し、無投与の群と比べて体重増加、アルドステロン値低下、レニン活性低下、血症中カリウム濃度の低下が観察されたというものがあります。(:動物用医薬品専門調査会)
歯磨き粉にはおそらく甘味料として含まれているのでしょうが、副作用を引き起こすリスクもありますので、大量摂取は控えたほうがよいでしょう。