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以下は「National Cat Awards 2016」における各部門の受賞猫です。なお、イベントの総決算である「National Cat of the Year 2016」には「ティンク」が選ばれています。
- Hero Cat award
- 「Hero Cat award」は、人間の命を救った猫に贈られる賞 クレアとラッセルのホプキンソン夫妻は、息子2人とともにシュロップシャー州ルーズベリーに暮らしていた。そんなある日、隣接する敷地内の電気設備から火花が発生。可燃物に引火した炎は瞬く間にホプキンソン家を覆いつくした。しかし飼い猫の「ティンク」(Tink)がいち早く夫妻の寝室に飛び込んで、寝ていたクレアさんの上にジャンプ。この機転により一家は事なきを得た。
- Most Caring Cat
- 「Most Caring Cat」は、飼い主の健康に大きな影響をもたらした猫に贈られる賞 モンマウスシャー州アバーガベニーに暮らすマリア・プライスさん(38歳)は、横断性脊髄炎という神経系の疾患に見舞われ、突如として手足の一部が不自由になった。しかし家に残してきた7歳の飼い猫「スパイク」(Spike)の存在が励みとなり、1ヶ月間の入院生活を無事に乗り切ることができた。
- Outstanding Rescue Cat
- 「Outstanding Rescue Cat」は、めざましい活躍をした保護施設出身の猫に贈られる賞 ケンブリッジシャー州ピーターボローに暮らすトンプソン夫妻は、原因不明の心臓発作に見舞われた娘ルーシーさん(18歳)の死を受け入れられずにいた。そんな絶望の淵にいた2人を救ったのは、保護施設から引き取った子猫「ジェシー」(Jessie)。ジェシーのおかげで最も困難な時期を乗り越えた2人は現在、娘の命を奪った心疾患の啓発運動に取り組んでいる。
- Furr-ever Friends
- 「Furr-ever Friends」は、猫と子供の心温まるストーリーに贈られる賞 スタッフォードシャー州ストークオントレントに暮らすクレイオ・コスバーンさんは、息子のハリーくん(10歳)が抱える自閉症が心配で、常に緊張を強いられる生活を送っていた。しかし、2歳になる猫「フーディニ」(Houdini)が家に来てからは、ハリーくんの不安発作も落ち着き、心理的・身体的な負担が大きく軽減した。
- Purina® Better Together
- 「Purina® Better Together」は、生活をより豊かにしてくれた人と猫の絆に贈られる賞 サリー州ウォキングに暮らすジェーン・レゴットさんの息子ステファンくん(18歳)は、義父の死に打ちひしがれていた。そんなある日、生まれつき目に疾患を抱え、よたよたと物にぶつかりながら歩いている野良猫「スモーキー」(Smokie)が、突如として玄関先に現れた。スモーキーはステファンくんとすぐに意気投合し、いつの間にか彼が抱える悲しみを和らげてくれていた。