トップ猫のしつけ方猫を生活用具に慣らすには?

猫を生活用具に慣らすには?~○○嫌いを○○好きに変える方法

 猫を人間の生活になじませる第一歩として、家庭の中にあるもろもろの生活用具に慣らせることが必要です。ここでは猫を人間生活に溶け込ませるコツを解説していきます。

生活用具に慣らすには?

人間と共同生活を営む猫は、生活用具に慣らしておく必要があります。  猫と共同生活をしていくに当たり、どうしても必要となる行動があります。それは歯磨きやブラッシングなどの体のメンテナンスに関わることだったり、動物病院に行くことだったり、ペットホテルに行くことだったりします。そうした行動に際して、猫をある器具や物品に接触させるという状況が多々発生します。しかし、そのたびごとに猫が逃げ回っていたのでは猫も飼い主もお互いに大変です。ですからあらかじめ、猫を生活用具に慣らすというしつけが必要となってくるのです。
 猫を生活用具に慣らす際に共通しているのは、古典的条件付けとオペラント条件付けの理論を用いて、「生活用具=気持ち良いもの」という記憶を猫の頭に刷り込むことです。その際、エサやおやつなど猫にとってのごほうびが必要になりますので、あらかじめ猫の食いつきがよいお気に入りのおやつを見つけておきます。近年はペイスト状のおいしいトリーツがたくさん出回っているので利用するのも手です。また猫にごほうびを与える際はタイミングが命になります。取り出すときにもたつかないよう、ウエストポーチなどを用意しておくと大変便利です。
 なお「古典的条件付け」や「オペラント条件付け」に関してまだ把握していない方は、以下のページをご参照ください。 一生を通じてのしつけ
猫の学習能力  猫の学習能力は、犬に比べると劣ります。
 「音→ごほうび」という単純な古典的条件付けでさえ、100回程度繰り返さなければ覚えてくれないこともしばしばです。
 飼い主としては、あまり焦らず、「猫のしつけには時間が掛かるものなんだ」という意識を持って取り組めば、イライラも軽減されるでしょう。

猫をキャリーバッグに慣らす

 猫を動物病院に連れて行くときや、何らかの事情で車や電車などの乗り物に乗せなければならないときなどは、猫をキャリーバッグに入れる必要があります。猫は犬よりもすばしこいく、すぐに逃げ出してしまうので、抱きかかえたまま移動するというわけには行きません。 猫のキャリーバッグ一覧
 動物病院に行く前に猫をキャリーでの移動に慣らせておくと、ストレスレベルが低くなると同時に診察時間が短くて済むことが判明していますので、すべての飼い主がマスターすべき必須項目と言えるでしょう。 猫のキャリートレーニングは病院への移動と診察ストレスを軽減する

しつけの準備

 まず、キャリーバッグの存在自体に慣れてもらうため、部屋のジャマにならないところにキャリーバッグを置いてみましょう。見慣れないものを見つけた猫は好奇心に駆(か)られ、恐る恐る近づいてクンクンと匂いをかぎ始めるはずです。一通りのチェックを終えると興味を失って何か別のことを始めます。すると今度は置き場所や置き方を変えてみましょう。部屋の隅や中央、横置きや縦置き、入り口を閉じた状態と開けた状態など、さまざまなバリエーションのキャリーバッグを猫に見せ、その都度チェックしてもらいます。猫がほとんど興味を示さなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

キャリーバッグにエサを入れる

 エサを手に持ち、猫の鼻先に近づけます。おいしそうな匂いに釣られて猫が口を近づけてきます。そのタイミングで、キャリーバッグの中に猫の大好きなエサやおやつを放り投げましょう。猫はエサを追ってキャリーバッグの中に入ります。こうすることでキャリーバッグの中に入る→おいしいものがある!という条件反射ができます。 キャリーバッグとごほうび(強化刺激)をリンクすることで抵抗をなくすのがポイント

キャリーバッグと快感の結びつきを強化

 猫がエサを食べ終わったら、もう一度エサを手に持って猫をキャリーバッグの外に引き出します。猫が充分エサに釣られたら、もう一度エサやおやつをキャリーバッグの中に投げ込みましょう。こうすることでキャリーバッグの中に入るという行動と、快感とがより強くリンクします。

キャリーバッグの中でエサを食べさせる

 猫がキャリーバッグの中に抵抗なく入るようになったら、今度はキャリーバッグの中にエサやおやつを入れて食べさせましょう(汚れない程度)。こうすることで「キャリーバッグの中でじっとしている=おいしいものが食べられる!」という刷り込みが出来上がり、長時間バッグの中にいることが苦痛ではなくなります。

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2~4の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。しつこくしすぎると、猫はよけいキャリーバッグが嫌いになります。

猫をブラシに慣らす

 猫にブラッシングすることは、猫が毛づくろで飲み込んだ体毛で毛球症(もうきゅうしょう)にかかってしまうことを予防すると同時に、猫の体に異変が無いかどうかをチェックするという、極めて重要な意味があります。ブラシやコーム(くし)で被毛をとかすことに慣れさせておきましょう。 猫のブラシ一覧

しつけの準備

 まず、ブラシやコームの存在自体に慣れてもらうため、部屋のジャマにならないところにブラシやコームを置いてみましょう。見慣れないものを見つけた猫は好奇心に駆(か)られ、恐る恐る近づいてクンクンと匂いをかぎ始めるはずです。一通りのチェックを終えると興味を失って何か別のことを始めます。すると今度は置き場所や置き方を変えてみましょう。部屋の隅や中央、猫の寝床の近く、エサ置き場の近くなど、さまざまな場所でブラシやコームを猫に見せ、その都度チェックしてもらいます。猫がほとんど興味を示さなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

後頭部から背中をブラッシングする

 エサを片手にもち、もう片方の手にブラシやコームを持ちます。エサを持った手を猫の鼻先に近づけると、おいしそうな匂いに釣られて猫が口を近づけてきます。猫にエサやおやつを食べさせながら、もう片方の手で、後頭部から背中にかけてをブラッシングしてみましょう。そうすることで「ブラッシングされる→おいしいものが食べられる!」という刷り込みが強化されます。ブラッシングやコーミングとごほうび(強化刺激)をリンクすることで抵抗をなくすのがポイント

腹部をブラッシングする

 猫をあおむけにして膝の上などに乗せ、安定させます。片方の手でエサを食べさせながら腹部をブラッシングしてみましょう。そうすることで「あおむけになってブラッシングされる→おいしいものが食べられる!」という刷り込みが強化されます。

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2と3の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、 あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。 しつこくしすぎると、猫はよけいブラッシングやコーミングが嫌いになります。また、ブラシやコームをどうしても嫌がるときは、まず飼い主の手でマッサージするところからはじめてもよいでしょう。人間の手に慣れてきたら、徐々にブラシやコームに切り替えていきます。

猫を爪切りに慣らす

 猫を完全室内飼いにしている場合、爪とぎによる家財道具の損傷や、じゃれあって飼い主が怪我をすることを予防するため、爪切りを行います。猫が足先を触られることにあらかじめ慣らせておくと、非常にスムーズに爪切りを行うことが出来ます。 猫の爪切り一覧

しつけの準備

 まず、爪切りの存在自体に慣れてもらうため、部屋のジャマにならないところに爪切りを置いてみましょう。見慣れないものを見つけた猫は好奇心に駆(か)られ、恐る恐る近づいてクンクンと匂いをかぎ始めるはずです。一通りのチェックを終えると興味を失って何か別のことを始めます。すると今度は置き場所や置き方を変えてみましょう。部屋の隅や中央、猫の寝床の近く、エサ置き場の近くなど、さまざまな場所で爪切りを猫に見せ、その都度チェックしてもらいます。猫がほとんど興味を示さなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

猫の背後から足を触る

 爪切りをする体勢は色々ありますが、ここでは猫の後ろから手や足をつかんで爪切りをする場合を取り上げます。まず安定感のある場所に猫を寝そべらせ、猫の背後に回って手の先をつかみます。じっとしていたらすかさずエサを与えましょう。これを繰り返すことで「手先を触られるといいことがある!」と学習していきます。手の先が終わったら足の先も同様に触りましょう。手の先を触ることとごほうび(強化刺激)をリンクすることで抵抗をなくすのがポイント

爪切りで爪を触る

 猫が手の先や足の先を触られることに慣れてきたら、今度は爪切りそのものに慣らしましょう。人間と猫の爪は全く違う構造ですので、爪切りは猫専用のものを用います。猫の背後に回りこみ、爪切りで軽く猫の爪にタッチします。じっとしていたらすかさずエサを与えましょう。これを繰り返すことで「爪に爪切りが当たるといいことがある!」と学習していきます。猫が触られることと爪切りに慣れたら、いよいよ実践に移ります。 猫の爪切りの仕方

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2と3の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。しつこくしすぎると、猫はよけい爪切りが嫌いになります。

猫を歯ブラシに慣らす

 人間と同様、猫にも歯周病はあります。一度歯周病にかかると最悪のケースでは歯を抜くこともありますので、猫の歯周病を予防には飼い主の日ごろの歯磨きが大変重要となってきます。 猫の歯のケア用品一覧

しつけの準備

 まず、歯ブラシの存在自体に慣れてもらうため、部屋のジャマにならないところに歯ブラシを置いてみましょう。見慣れないものを見つけた猫は好奇心に駆(か)られ、恐る恐る近づいてクンクンと匂いをかぎ始めるはずです。一通りのチェックを終えると興味を失って何か別のことを始めます。すると今度は置き場所や置き方を変えてみましょう。部屋の隅や中央、猫の寝床の近く、エサ置き場の近くなど、さまざまな場所で歯ブラシを猫に見せ、その都度チェックしてもらいます。猫がほとんど興味を示さなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

歯ブラシにエサをつける

 猫用の歯ブラシもしくは歯磨き用ガーゼの先に、猫缶の汁や、猫用の歯磨き粉(猫の好きな味がつけられているもの)などをしみこませます。匂いに釣られた空腹の猫は、みずから進んで歯ブラシやガーゼを口の中に入れようとするでしょう。こうすることで、「歯ブラシ(ガーゼ)が口の中に入る→おいしい!」という刷り込みが強化されるわけです。

歯ブラシで奥歯を磨く

 歯ブラシを口の中に入れることに抵抗がなくなってきたら、どさくさにまぎれてそのまま歯磨きしてしまいましょう。片手で猫の頭をつかみ、親指で上唇を持ち上げるようにすると奥歯が露出します。歯垢は奥歯に溜まりやすいので、おいしい「汁」や歯磨き粉をしみこませた歯ブラシで奥歯を軽くこすります。こうすることで「歯を磨かれる→おいしい味がする!」という刷り込みが強化されていきます。奥歯が終わったら歯ブラシを前方に移動して犬歯や門歯も磨きましょう。 猫の歯磨きの仕方歯ブラシで口の中を触ることとごほうび(強化刺激)をリンクすることで抵抗をなくすのがポイント

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2と3の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。しつこくしすぎると、猫はよけい歯ブラシが嫌いになります。

猫をシャワーに慣らす

 猫が長毛種、白猫、繁殖期でスプレー行動が激しいなどの場合は、シャンプーをする必要があります。一般的に猫は水を怖がる動物ですので、いきなりシャンプーしようとしてもなかなかうまくいきません。シャンプーの頻度はせいぜい月に1回程度ですが、あらかじめシャワーの音やお風呂場の雰囲気に慣らしておくと、スムーズにことが運ぶでしょう。 猫のお風呂用品一覧

しつけの準備

 まずはシャワーの音に対する恐怖心をなくすため、事前にスマホやICレコーダーにシャワーの音を録音しておきましょう。再生するときは聞こえるかどうかわからないくらいの小さな音量からスタートします。そこから少しずつ音量を高めていき、最終的には実際の音量に近づけます。あせって急にボリュームを上げると猫の警戒心が強まりますので、最低でも数時間、できれば数日かけてゆっくりと慣らすようにしてください。猫が音に対してほとんど興味を示さなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

猫をお風呂場に連れて行く

 猫をお風呂場に連れて行きましょう。警戒して近づこうとしない場合はエサを鼻先に持っていき、誘導します。おとなしくしていたらすかさずエサを与えましょう。こうすることで「お風呂場に行くといいことがある・おいしい物をもらえる」と学習していきます。
 ただし、猫がお風呂場に立ち入ってよいのはシャンプーするときだけです。好き勝手にお風呂場を出入りできる状態だと、そのうち水を張った浴槽に落ちておぼれてしまう危険性がありますので、普段は猫が容易に立ち入れないようセッティングしてください。空間をアレンジして立入禁止にする

猫をバスタブに入れる

 猫がお風呂場の雰囲気に慣れてきたら、今度はバスタブの中に入れてみましょう。ここでいうバスタブとは、人間の入る浴槽ではなく猫のシャンプーを行う市販の桶などを指します。水はまだ入れません。エサを鼻先に近づけて空のバスタブまで導きますが、なかなかついてこない場合は猫を抱き上げて入れてしまい、入れた瞬間にエサを与えます。これを根気良く続けることで「バスタブに入るといいことがある!」と学習していきます。猫がシャワーの音、お風呂場の雰囲気、バスタブに慣れたらあとはいよいよ本番です。 猫のシャンプーの仕方

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2~4の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。しつこくしすぎると、猫はよけいお風呂場が嫌いになります。

猫をドライヤーに慣らす

 短毛種でも長毛種でも、大なり小なりシャンプーをするという機会があります。特に冬場は冷え込むので、シャンプーが終わったらすぐに被毛を乾かす必要があります。 そんなとき、あらかじめ猫をドライヤーの音や風圧に慣らしておくと、飼い主の手間が大いに省けると同時に、猫のストレス軽減にもなります。 猫のシャンプーの仕方

ドライヤーの見た目に慣らす

 まず、ドライヤーの存在自体に慣れてもらうため、部屋のジャマにならないところにドライヤーを置いてみましょう。見慣れないものを見つけた猫は好奇心に駆(か)られ、恐る恐る近づいてクンクンと匂いをかぎ始めるはずです。一通りのチェックを終えると興味を失って何か別のことを始めます。すると今度は置き場所や置き方を変えてみましょう。部屋の隅や中央、猫の寝床の近く、エサ置き場の近くなど、さまざまな場所でドライヤーを猫に見せ、その都度チェックしてもらいます。猫がほとんど興味を示さなくなったら成功です。

ドライヤーの音に慣らす

 ドライヤーの見た目だけでなく、ドライヤーの音に対する恐怖心も同時になくすため、事前にスマホやICレコーダーにドライヤーの音を録音しておきましょう。いきなり実際のドライヤーを用いないのは、「弱」にしてもかなりの音量があることと電気代が無駄になるからです。録音した音を再生するときは聞こえるかどうかわからないくらいの小さな音量からスタートします。そこから少しずつ音量を高めていき、最終的には実際の音量に近づけます。あせって急にボリュームを上げると猫の警戒心が強まりますので、最低でも数時間、できれば数日かけてゆっくりと慣らすようにしてください。
 猫が録音に対してほとんど興味を示さなくなったら実際にドライヤーのスイッチを「弱」で入れ、猫に聞かせてみましょう。無関心だったら成功です。もしまだ警戒心を示すようでしたら慣れが足りないということですので、もういちど録音の音量を下げてゆっくりと音に慣らしましょう。実際のドライヤーの音を聞いても反応しなくなったらしつけの準備完了です。

猫を空腹にする

 猫に「エサ」というご褒美をあげるとき、空腹時の方がよりいっそう快感が増します。ちょっと可愛そうですが、しつけの前日は食事を半日程度抜いて、猫を空腹状態にしておきましょう。

ドライヤーと同時にエサ

 片手にエサをもち、片手にドライヤーを持ちます。ドライヤーを「弱・温風」にしてスイッチを入れましょう。エサを持ったほうの手を猫の鼻先に近付けると、空腹の猫はそれに釣られて口を寄せてくるはずです。そのタイミングで、ドライヤーの風を軽く猫の背中に当ててみます(猫が嫌がる顔などにいきなり風を当てないようにして下さい)。こうすることで「ドライヤーの風が当たる→おいしいものをもらえる!」という刷り込みが強化されます。ドライヤーの風が当たることとごほうび(強化刺激)をリンクすることで抵抗をなくすのがポイント  猫がどうしても近づいてこないときは、ドライヤーのスイッチをオフの状態で始めてもよいでしょう。猫がエサに食いついたタイミングでそっとスイッチを入れます。こうすることで「ドライヤーの音がする→おいしいものをもらえる!」という刷り込みができます。慣れてきたら、「ドライヤーの風を体に当てる」というステップに移ります。

しつけは10分で切り上げる

 猫の集中力はおおよそ10分くらいが限界です。ステップ2の行程を、10分で終わらせるようにしましょう。うまくいかない場合も、あまりしつこく猫を追い回すのではなく、猫の集中力が切れたら、飼い主もいさぎよくその日のしつけタイムを切り上げましょう。しつこくしすぎると、猫はよけいドライヤーが嫌いになります。